コロナをめぐる日々の中で

f:id:reikon:20200512161816j:plain

伏見稲荷で出会ったにゃんこ

 

ひとつ前のエントリーには意気揚々と今年の目標を書いていましたが、あの頃から環境が激変しました。

新型コロナウィルスの影響で、自粛の日々が続いており、生活は変化しました。

その変化をどう受けとめているのか、生活の変化に心理面が追いついているのか、追いついていないのか、よく分からないまま毎日を過ごしています。

職業や肩書きや家族構成や住んでいる場所などによって、コロナの影響をどう受けているかは人それぞれです。

ウェブ空間には、コロナ渦の中にいる思いを綴った言葉や、仕事上のアピール(中には切羽詰まった助けを求めるものも多い)や、誰かを助けるための拡散や、批判などが溢れています。

その中で、自分は何をしたらいいのか、どんな振る舞いをしたらいいのか、オンラインミーティングやイベントにどんどん出るべきなのか、これまで通りに仕事をせっせとしたらいいのか、よく分からなくなりました。

いま、自分を救っているのは、家族と読書と少数の友人です。

コロナ騒動による外出自粛期間が続く今、3人の小さな家族でなんとかかんとか寄り添いあって生きています。

外出自粛になり、私が外に出なくなって、息子の学校が休校になり、家で過ごす時間が増えた時、これまでにない安らぎを感じました。

三度の食事を3人で食べ、暇な時には散歩をし、ラジコンをしたり川遊びをしたり、ゲームをしたり、そんなささやかな時間を過ごすことで心の平安を得ています。

いつも外ばかり向いていた自分が、今回の出来事によって、内側を見つめ、その価値に気付いたことはとても大きなことでした。

あとは読書。そして少ない友人との交流。それはまた後日、書きます。

まだ自分の中で静かな混乱が続いているわけですが、外出自粛の動きが落ち着いた後でも、きっと以前と同じような暮らしには戻らないだろうな、と思います。

人は外からの刺激や出来事によって生かされています。外からの刺激や出来事をどう受けとめて、生き方に変換するかは自分次第です。

今回のコロナウィルスによる変化から、私はどのように変容するのか。

未知ながらも、途中の自分を書き残しておきたいなと思って、久々にブログに向かいました。