2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧
i文庫というiPhoneで読める青空文庫から『カラマーゾフの兄弟』を読んでいます。 ドストエフスキーが残した最高傑作とされる本ですが、20代はじめの頃に手にしたときは、一体なぜこれが普遍の名著と呼ばれるか全く分からず、またたくまに挫折しました。 しか…
ふと思い立って、ブログのタイトルを変えてみました。最近、「こころ」という言葉が私にとってぐんと身近になりました。こころのありか、こころの仕組み、こころのなりたち、こころがあるゆえん、こころとこころの関係性。それらを研究するセンターで働くよ…
一緒にいて気持ちのいい人って、やっぱりどんな状況でも人に対して攻撃的にならない人なんじゃないかなあ。仕事でも、プライベートでも、どんなときでも、常に「幸せなゴール」を目指せる人がいいなあ。どんなときにも、互いの「言い分」っていうのがあるし…
片思いとか、アイドルやスターへの憧れとか、そういうものに対して全く理解不能だった。「たんなる一方通行で自分の思いが伝わらない、受け入れられないなんて、ありえない」。愛するなら愛されなくては。焦がれるなら焦がれられてなんぼ、と思っていた。ギ…
6月から仕事をさせてもらっているセンターでの大きな講演会の仕事を終えました。「こころの広場」という京都府との共同企画で開催したイベントで、生物人類学者の内田亮子さんと脳科学者の入来篤史さんに講演いただき、私は司会進行をつとめました。「進化の…
明日はとても大事な講演会の仕事があって、その準備でひさびさに夜更かしをした。まだ神経がピリピリしているので、眠くならない。かたわらではしなもんがスーハーシーハーという変な寝息をたてて眠っている。私の頭の中のことを考えている。私は記憶力が異…
先週末から4日間、息子と共に新潟の妙高高原まで旅してきました。現地には笹ヶ峰ヒュッテという京大山岳部OBが建てた素敵な山小屋があり、誘ってくれた息子のクラスメイト一家やその家のご友人たちと共に、高原の時間を満喫してきました。行きはちょうど東京…
人はどうして人を殺せるのだろうか。名無しの人であれば、知らない人であれば、殺しても罪を感じないのだろうか。 自分と関係のない人であれば、どれだけ殺しても構わないと思うのだろうか。 戦争という名目であれば、誰かの命令であれば、それが使命だと思…
4才になる息子は最近折り紙にはまっています。とりわけ手裏剣(しゅりけん)を折ってもらうのが好きで、ことあるごとに「しゅりけんおって」とせがんできます。 先日も例によってリクエストがあり、せっせと折ってあげていたのですが、すでに5つも6つも出来…
8月1日で息子、トッキーが4才になりました。 彼を産んだ日も朝からセミがジリジリ鳴く真夏日でしたが、波のように押し寄せる陣痛のせいで冷や汗が出て、暑さなどまったく記憶にない一日でした。 あれから4年。子供に翻弄され、自分の未熟さに打ちのめされ、…