利益を分かち合う

年末年始の風邪からの咳ゴホゴホは少しずつですが、マシになってきています。

あとは落ちた体力をどれだけ回復させるかが課題。それでも昨日は食欲があったしバレーボールもやれたので(やるなよというツッコミは、なしにして〜。人数調整があるんだもん。いや、やっぱやめた方がよかったかなw)、まあなんとか昇り調子です。

ちなみに昨夜のディナーのメインは肉ではなく人参でした。

大根、ブロッコリー、トマトの上に千切りカッターでシャリシャリとカットした人参を「これでもか」と言わんばかりに盛っただけのサラダですが、新鮮な生の人参にオリーブオイル、レモン汁、塩胡椒だけのシンプルなドレッシングをからめて食べると、体が洗われたかのように気持ちがいいのです。

人参、とにかく新鮮さと味の濃さが重要。

我が家ではもうかれこれ8年ほど生活クラブという、産地や生産者にこだわった宅配システムを利用して食材を購入しているのですが、この定期購入で届く人参が美味しいんですよね。

seikatsuclub.coop

美味しいといえば、両親の畑からもらう収穫したての野菜に勝てるものはないんですが(野菜は鮮度が一番だと思う)、ふだんは生活クラブのお世話になっていて、ここの人参とりんごは素晴らしいです。

そうそう、写真にある肉のソテーも生活クラブの豚肉で作りましたが、豚肉も美味しいです。契約生産者から豚を丸ごと一頭買いしてすぐに配送システムに乗せているので、こちらも鮮度が高く美味しいです。メインではないと言いつつ、シンプルに焼いたロースに九条ネギのソースをかけたソテー、おすすめです。

ところで鮮度の高い野菜を食べ慣れると、都市のスーパーで売られている野菜って結構、収穫から時間が経っているんだろうなということが推測できます。そりゃそうですよね。生産者から仲介者、輸送業者、店舗などプロセスが多いですもんね。

その割には一般的なスーパーなどで売られている野菜はそれほど高くない。両親の野菜作りの手間を見ていると、大根一本が100円台とか、大丈夫なのでしょうか。

知人は、代々続く米作り農家ですが、JAに出すのをやめて、身内で食べる米だけを作るようにしたとのこと。理由は買取価格が安いからだそうで。残念な話です。

働く人に適切な利益が配分される世の中になるにはどうすれば良いのか。難しい問題です。

Voice4uでは、社員を雇用しておらず、基本的に仕事の内容に合わせて能力のあるフリーランスの方にお仕事をお願いしています。

先日、急にデザイン業務が必要になったので、以前知り合ったデザイナーさんにお願いしたところ、快く引き受けてくださって締め切り通りに仕上げてくださいました。

価格はこちらが提示しましたが、結構良い値段にしたつもりです。急だったことを考慮すれば適切だったと思います。そして納品後に即振り込み。そうしたらデザイナーさんから「年末にゆとりが生まれました。涙」と喜んでいただきました。

今日は朝からアメリカの二人とミーティング。おもしろ話で盛り上がりつつ、プロジェクトの打ち合わせをして「今年も頑張りましょう!」と声を掛け合いました。

ガツガツと自社の利益のみを追求するより、みんなで利益を分かち合いながら社会を良くする活動をしていきたいです。

2019年が始まっている

近藤令子のブログを読んでくださっている皆さま、たまたま通りかかった皆さま、明けましておめでとうございます。

今年はもうちょっとブログの更新を増やしたいなあ、と過去記事を眺めながら考えています。

最近、家のモノを減らしてスッキリ暮らしたく断捨離を進めているのですが、なかなか捨てられないのが過去に書いた日記の類...。

絶対に表には出せないすごい内容ですが、ふと考えたのです。「これって私が死んでも残っていたら誰かに読まれるんだよね。あかんあかん、それは死んでもあかん」。ということでそろそろ処分しようと思っています。紫原明子さん( id:akikomainichi / @akitect )とかに託したら、味わい深い恋愛小説とかに昇華してくれるのかもしれませんが。

で、「人に読まれたくないことは書かずにできるだけブログに残す」という風にした方が、健全でいいのかな、と。息子が大きくなった時に、このブログを読んで「へえ、お母さん、こんなこと考えてたんや。こんなことに一生懸命やったんや」と思ってくれる程度のことを書く方が、自分自身の精神面情緒面でも良いのかな、と。

ブックマーク数とか狙うようなブログを書くのはしんどいので、とりあえず淡々と日常を綴っていこう。夏に立ち上げた会社もまだまだなので、その成長記録としても、自分の試行錯誤や思いの整理を兼ねてブログを綴っていきたいです。

近況ですが、年末から酷い風邪引きが続いています。とりわけ喉がやられてしまい、咳コンコンが続くのが辛いです。今日も朝のバレーボール、午後の仕事での打ち合わせ中にゲホゲホしてしまい周囲に心配させてしまいました。不甲斐ないです。

12月に大きなイベント登壇が3つもあって、倒れるならそれらを乗り切ってからよ、と自分に言い聞かせていただら、見事に乗り切った後に倒れてしまいました。

思えば7月にVoice4u株式会社を立ち上げてから、テンションの高い日々を送りまくっていたので、その反動がくるのも納得です。しかも私はもう若くない。

若くないのに、どうしてこんなに無謀で変なことをやっているのかな、としんどくて布団に入っている時に考えていました。普通にお給料をもらえるところに勤めて、きちんと仕事をしていたら、倒れることもないだろうに。だけど私にはそれが向いていないことも自分がよくわかっています。眩しいばかりのハレと、真っ暗なケの繰り返しが好きなのです。

あと、形式や様式に乗っ取ったことをするのが嫌いなので、大きな組織には向いてない、というのもあります。コツコツと続けることが苦手というのが欠点で、大きな組織ではそのことがネックになったりしていました。でも発散型のスタートアップなら向いていたりするんだな、と最近、分かってきました。はてなの13年間は、実はすごーく自分に合っていたんだなと実感します。後半、会社っぽくなってきてからは辛かったけど...。

今日は、あるプロジェクトについてアドバイスをもらうため、京都リサーチパークのTさんと面談。困った時はその道の先輩、識者に聞く、というのが今年の目標。一人でコソコソ画面に向かっていても仕方がないもんね。やはり収穫があった。

さて、Voice4uという会社を立ち上げて半年になりました。

最初の半年は、京都リサーチパーク周辺の皆さんに注目いただき、イベント登壇もたくさんこなし、デジタルマーケティングコンサル業務のお客様とも順調におつきあいを始めることができました。

しかしまだまだ余力がありますので、今年はあらためて下記の3つのビジネスの種を成長させていきたいです。

  • デジタルマーケティングコンサル事業(主にGoogle Ad施策)
  • 日本の医療や介護分野で人々に「こんなのがほしかった!」と思っていただけるICT製品の開発
  • コミュニケーション支援アプリ「Voice4u」の国内普及

一緒に仕事をしたい、という私たちの仲間になってくださる方がいたら、ぜひお声がけください。

そんなこんなで、マスクとのど飴が手放せない年明けですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

↓ instaにアップした今年の年賀状フォトです。息子は4年生になりました。ゲームオタク街道まっしぐらです。はてなブログパーカーを着ているのは息子のゲームならびにインターネットリテラシーならびにネットワークセキュリティの先生です。

 

https://www.instagram.com/p/BsHxtzHAe3-/

謹賀新年〜🎍年賀状に使った画像でございます。今年も楽しい一年になりますように🧡

「Life Science Meetup!」@京都大学('18 12/7)でモデレータを務めます

12月7日(金)、京都大学の構内にあるイノベーションハブ京都にて開催される「Life Science Meetup!」にモデレータとして登壇します。

Voice4u株式会社が入居する京都高度技術研究所・ASTEMと京都市が主催するイベントで、ライフサイエンス分野のトップランナーが講演し、ディスカッションならびに参加者との交流をおこないます。

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参加は無料で、ライフサイエンス分野でのビジネスに興味のある方はどなたでも参加可能ですので、よかったらお越しください。

↓イベント案内ページ

「Life Science Meetup!」(12/7開催) | 京都高度技術研究所 アステム(ASTEM)

ライフサイエンスというと難しそうなイメージですが、医療、ヘルスケア、介護など、人の暮らしに寄り添った分野、ということですね。

超高齢化社会になり、ライフサイエンスを活用したビジネスの創出と成長促進が急務だということで、京都市も支援事業に力を入れています。それにはライフサイエンス分野に携わる人や研究者が一念発起してビジネスを立ち上げる必要があるわけですが、やはり分野の特性上、そう簡単には起業できませんし、立ち上げからすぐに収益化につながるものではありません。創薬などは資金も期間も大変な規模になりますので、Webサービスよりは相当敷居が高いといえます。

その敷居を少しでも低くするために、公的機関による支援体制がどんどん拡充され始めていて、今回のイベントは、起業に興味のある人と支援する人が一堂に介して交流できる機会を作ろう、という目的で開催されます。

で、なんで私がライフサイエンス分野のイベントのモデレータをすることになったかというと、お世話になっているASTEMのご担当者から指名を受けたというのがきっかけですが、分野は違えど「京都発ベンチャーの成長を見届けてきた人間であること」、「現在取り組んでいる事業(Voice4u)がライフサイエンスに関連したものであること」という二つの理由からになります。

当日は、お二人の業界トップランナーが講演されます。一人は、殖医療および産婦人科領域を対象としたゲノム検査の開発と提供を行う臨床検査会社、Varinos(バリノス)CTOの長井陽子さん、もう一人は、小型のヒト臓器チップでオーダーメイド医療診断技術を開発するクレオバイオサイエンスの代表取締役社長の岡本将さんです。

もはやお二人の携わっておられる分野など、私には到底理解できないものです(汗)。実際、Web、インターネットという分野でしか自分の居場所を考えたことがなかったのですが、前の職場が京都大学こころの未来研究センターで、心理学、社会福祉、医療と密接に繋がっていたという点でも、やはり縁があったのだと実感しています。

今回のイベント登壇で、ライフサイエンス分野に関する学びを得るきっかけとなり、これから取り組む仕事に大きく活かす契機となるイベントになればと思います。