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まだ歩き始めたばかりだけど

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hacobu kitchenで遅めのランチを食べている。
ここ数日、体がだるくて目覚めも悪くて、どうにもこうにも疲れの取れない日が続いていた。そんなときに食べたくなるのがハコキチのランチで、今日も滋味たっぷりのお味噌汁やトマトのマリネやさんまの照り焼きや根菜たっぷりのサラダに果てしなく癒されている。
食べものだけでなく、カウンター越しの麻ちゃんの笑顔にも癒されて、人けの少ない午後4時のテーブルで、ゆるやかな時の流れに身を置きながら、このブログをしたためている。
麻ちゃんと喋っていて、なんでこんなに体がだるいのか、そのワケがだんだん分かってきた。いろいろと、節目を迎えたからだ。
司会の仕事に復帰するために3月から通い始めたレッスンが今日で終わり、次の講座まで約一ヶ月間お休みになる。4月から聴講生として通い始めた大学の前期が先週で終了し、夏休みに入った。そして6月から始めたこころの未来研究センターでの仕事がもうすぐ2ヶ月になる。これはまだまだ続くけれど、ようやく業務内容や職場の雰囲気に慣れてきて、肩の力が抜けてきた。
そんなこんなで、いろんな意味でひと段落ついたから、無意識に脱力感に襲われていたみたいだ。
ここで立ち止まるわけにはいかないし、まだ歩き始めたばかりだけれど、やっぱり「ああ、なんとかここまで進んだなあ」と思いたくもなるし、ほっとひと息もつきたくなる。
おかげさまで司会業は8月に講演会の仕事をさせてもらうことになった。今から緊張しているけれど、ベストを尽くすしかない。
大学は予想以上に面白く、聴講生なのに一般の学部生と同じように授業の輪に入らせてもらって、楽しんでいる。今はレポート締切を二つ控えている。できたら来年は単位がもらえる科目履修生になりたいなあ、と欲が出てきた。
仕事のほうは、ウェブサイトのコンテンツを増やすため、カメラを片手にいろいろな講演会や研究会を取材したり、普通は入ることのできない最先端のMRI施設に入り込んだりと刺激的な日々だ。夫とはてなを始める前にやっていたライターの仕事と、はてなでやっていた広報ブログなどのコンテンツ作成の仕事が異様に生きている。
考えると大学の研究者は、ウェブサービスの開発者に似ている。研究者の活動や成果を世にアピールするために分かりやすい言葉や写真で表現するために四苦八苦している現状は、エンジニアの取り組みを紹介したり新サービスをPRするのに奮闘していたはてなでの日々と酷似している。
はてなでの仕事からほとんど引退し、さてどうしようかと考えていた春先の私に目をつけて、今の仕事を紹介してくれたうっちー先生(センターの准教授)は本当にすごい、
そう、多くの人に助けてもらっているなと思う。
司会のレッスンは毎週金曜の夜にあって、その日は3才のトッキーは「カワムラさん」というおばちゃんにお願いしてお留守番をしてもらっている。そして晩ご飯は、hacobu kitchenにお願いして、特注のディナーボックスを作ってもらっている。
カワムラさんも、毎週ご飯を作ってくれるハコキチの麻ちゃんもさっこも、とにかく私のことを応援してくれている。
小さい子供もいるのに、お金にならない(むしろ浪費している)学校通いまでして、なんでこんなに自分のことに必死になっているのかな、と思う。
じっさい、しんどくて逃げ出したいと思うことも多いし、夜はビールをのんでへたばってしまって、なんでこんなにヘトヘトになってしまうのかな、って思うこともある。
だけど、やっぱり今の私は幸せなのだ。
いつの時代も幸せだったけど、今の私は特に幸せだと思う。
もう人生も折り返し地点を過ぎた。だけど死ぬまでのあと数十年、カウントダウンではなく、やっぱりまだまだカウントアップしていきたい。
だって、学び始めたばかりだし、仕事もまだペーペーなのだから。
分かってる。もう若くないし美しくもない。
だけど、まだがんばりたいのだ。
カワムラさんが私を支えてくれるかぎり、ハコキチが美味しいご飯を作ってくれるかぎり、夫がはてなで死ぬほどがんばっているかぎり、両親が健在なかぎり、息子がいい子で保育園生活を送っているかぎり、しなもんがけなげに生きているかぎり、私は、私の幸せだと思う方法でがんばりたい。
ちょっと今は脱力していてしんどいけれど、しばらく休んだらまた張り切って歩みだしたい。
感謝の気持ちを忘れないで、週末は少しのんびりしよう。
そしてまた来週からがんばろう。