午後1時に百万遍の家を出て、丸太町通と白河通の角にあるESSOでレギュラーガソリンを満タン入れて、東インターから名神高速、新名神、そして国道477号線を雨のなかひた走った。目的地で書類を取得して、そのまま行きとは異なる国道306号線から再び新名神に戻り、土山パーキングでチョコアイスバーをかじりながらコーヒーで一息ついて、また雨の新名神から名神を走って、京都に戻ってきた。所要時間は約3時間半だった。
高速道路を走るのがとにかく好きだ。同乗者に何かあったら嫌なので一人で走るのが良い。今日はずっと雨だった。スリップが少し怖かったけれど、ワイパーが雨粒に対抗して忙しく動く窓の向こうを凝視しながら、心を空洞にしてハンドルを握り続けた。往路はGilbert O'Sullivanで、復路はSimon & Garfunkelを比較的大きめの音量で。ぴゅんぴゅん過ぎ去る景色を見送りながら、山々から立ちのぼる白く幻想的な靄に見とれながら、ただただ走り続けた。Alone againとSound of silenceは私にとって永遠の癒しの曲だ。