写真日記

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吉田の町の運動会があったので近所の小学校へ。果てしなく鮮やかなアオゾラに勢い抜群の白雲が眩しすぎて卒倒しそうになった。逃げ場のない秋晴れだった。何も参加せずに町の人たちの奮闘をしばらく眺めて帰宅した。まったく近隣コミュニティに対してコミットメント能力のない一家だ。
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夕方、京阪と阪急を乗り継いで桂にあるアンティーク着物店・宮川徳三郎商店の10周年記念パーティへ向かった。ダブルデッカー車の下の階が好きな人間の気が知れないと思っていたが、実際に乗ってみると理由が分かった。でも私はやっぱり上の階が好きだけどね。
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見事に改装が施されたお店でモヒートとキッチン石橋のパーティ料理を堪能する。昨年8月に初めて門をたたき、着付けをゼロから習うために毎週通った場所。きもののきの字も分からない私に手取り足取り教えてくれたご恩のある場所。ここで出会った縁で、政治家のパーティの司会もさせてもらった(自民党だった。おそらく生涯で一度きりだろう)。そういえば、素敵な帯を締めていた人に声をかけたら「ICHIROYAさんのネットショップでひとめぼれしたものなんです!」と仰ってましたよ。
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四条で降りて、そのまま高瀬川を北上して三条大橋まで歩いた。夜の高瀬川ぞいを歩くのが大好きすぎて、どうしてだろうかと思う。ただの汚い繁華街が高瀬川の存在するお陰で先斗町的になる。前世は先斗町の芸妓だったのではないか、幕末の志士と浮き名を流して高瀬川沿いで逢瀬に励んだのではないか、と妄想に浸る。「富士の高嶺に降る雪も〜京都先斗町に降る雪も〜雪に変わりはないじゃなし〜とけて流れりゃ皆同じ〜。好きで好きで大好きで〜死ぬ程好きなお方でも〜妻と言う字にゃ勝てやせぬ〜泣いて別れた河原町〜」。子どもの頃、父がしょっちゅう唄っていた歌を思い出してくちずさんで歩いた。それにしても喉の痛みが取れない。耳の奥まで痛くなり始めた。