今日から新しい仕事が始まりました。
写真はデスクからの眺め。
こころの未来研究センターという、京都大学の研究機関で広報を担当します。センターは、心理学者を中心に、異なる研究領域をもつ研究者が集まって「こころ」に関する研究をするユニークな学術機関です。
このセンターの初めての広報担当者として、これから様々な仕事に携わります。
実は、はてなとも少しばかり縁のあるところで、夫の近藤(id:jkondo)が2009年の5月には同センターの広報誌の企画「ネット時代のこころを探る」という座談会記事にゲストとして参加し、その記事をはてなの広報ブログでも紹介しています。
座談会 ネット時代のこころを探る(ゲスト 近藤淳也)【前編】〜京都大学こころの未来研究センター学術広報誌『こころの未来』〜 - はてな広報ブログ
さらにそれ以前の縁として、同センターの内田由紀子准教授が近藤の京都大学サイクリング部の同期メンバーだったことから、懇意にさせていただいていた経緯もあります。
そんな流れで、内田准教授より「はてなでの経験を生かして、センターの広報を引き受けてくれませんか」と声をかけてもらい、6月より正式にスタートしたのでした。
11年続けてきたはてなのお仕事も、今はほとんどをスタッフに引き継ぎました。
広報業務に関しては、すでにid:kiyoheroに引き継ぎが完了しており、彼がバリバリと新しいことにチャレンジしてくれています。
私は現在、わずかながら週に一度のメールマガジン発行や、京都オフィスでの取材対応のサポートをするのみです。
そうはいっても、私にとっては、はてなは自分の身体の一部と同じようなもの。これからも、はてなのカルチャーや理念を外の世界へ広めるための活動を、スタッフ/個人の垣根を超えて続けていきたいと思っています。
こころの未来研究センターのお仕事ですが、まずは週に三日、大学の聴講と、はてなの広報とのバランスをとりながら、ウェブサイトの更新やセミナーの運営サポートなどをおこなっていきます。
さっそく今日は、センター長と面談をし、今後の取り組みについて相談をしましたが、はてなとはあらゆる面で異なりますので、慣れるまではひたすら勉強と経験が必要そうです。
自分の経験を本当に生かせるのか、役に立つ事ができるのか、まったく未知数ですが、声をかけてくれた内田さんや私の可能性を信じてくれたセンター長に報いるよう、努力していきたいです。
また、新しい挑戦に向けて背中を押してくれた夫の近藤や、快くはてなの業務との兼業を了承し、応援してくれた副社長のid:mouri_yuji、広報業務を引き受けてくれたid:kiyoheroに感謝したいです。
それにしても、大好きな古いレンガ造りの建物を眺めながら仕事ができるなんて、とても嬉しい。
これからの新しい出会いに期待しながら、日々精進していきたいです。