うちの犬も可愛かったな

仕事仲間で犬仲間の id:mamita がシェアしてる増田を読んだ。

そうそう、そやったそやった。うちのしなもんも破壊的可愛さだったよね、とリアルに思い出した。

それでたまたま別件で古い写真を引っ張り出すようにある方面から依頼されたので、倉庫がわりに使ってる同居人の id:halfrack のワンルームに行ってゴソゴソと思い出の物入れをあけたところ、破壊的可愛さの写真が出てきたので持って帰ってスキャナで読み込んだ。

あんまり可愛いからブログに残しておこう。はてな初代会長、しなもんの在りし日の姿であーる。

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しなもん(左)と鴨川で会ったもなかちゃん

おっと、破壊的に可愛いのは右のもなかちゃんの方だ!

ある日、鴨川で出会ったゆきずりの彼女。愛らしくて、しなもんにやたらとなついてたまらなかったなあ〜。

結局お嫁さんは迎えられなくて、独身のままだったしなもん。もなかちゃん、可愛かったなあ〜。その後、もなかちゃんは私が最近知り合ったバレーボール仲間の飼い犬だったことが判明。今ごろ天国で付き合ってたら良いな。

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亀石しなもん

鴨川といえば、こんな風に毎日のように散歩で通っていたなあ。最初の頃は渡れなくて、途中で落っこちたりしてたよね。

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テーブルしなもんれいこん

こんな風に一緒に過ごしていたなあ。とりあえず家の中ではずっと私の後を追い回してた。

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ふとんしなもん

なぜかフカフカのふとんが好きで、いつも上に乗っかってた。おかげで家の中の布でできたものが、しなもんの毛だらけになって苦労したわー。

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左京区しなもん

しなもんがいた頃は左京区に住んでいたから、京都大学とか岡崎公園とか哲学の道とかをよく散歩してた。いつもいろんな人から可愛がられてた。

本人も自分がチヤホヤされるのを分かってるようで、女子高生なんかにキャーキャー言われたら、わざわざスカートの下の足元にすり寄ったりしてさー、ほんと全くもう。

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原っぱしなもん

でもやっぱり原っぱで走り回るのが1番だったよね。テニスボールを追いかけるのが好きすぎて晩年は前歯がすり減ってしまったんよね。

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ご機嫌しなもん

2012年に15歳で息を引き取ったしなもん。腎臓が弱って最期の数日は点滴だけだった。でも死ぬ日の朝まで外に散歩に出たね。

散歩に出たけど家の前で歩けなくなって、一歩進んでペタンとお尻をついて、ペタンペタンと何度も繰り返して、抱きかかえて帰った。その日の午後、病院で息を引き取った。

ノー散歩ノーライフ、をつらぬいたしなもん。カッコ良かったよ。

写真になってもやっぱり可愛くて大好きだ。

しなもん、ありがとう!

 

[おまけ]

はてながシリコンバレーに進出した時に取り上げられたコーギー専門誌の記事。アメリカ出張してきたスタッフの世話係としても活躍して、会長全盛期だったw

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コーギースタイル掲載しなもん

 

 

0歳からの保育園入園を義務化するのはどうだろう

お昼のニュースで乳幼児、特に保育園や幼稚園に入る前の子どもに対するネグレクトや虐待が増えていることが報じられていた。核家族化、シングル親の増加が進めば当然の流れだろう。

少子化対策、保育園の待機児童削減に向けての取り組みなど、政府もいろんなことを進めているが、虐待やネグレクトは増加の一途だ。産めよ増やせよ、保育園の待機児童を減らすから共働きせよ、というだけでなく、もっと草の根で子どもを育てやすい社会にしなければならない。

ベビーシッターやキッズシッターのサービスも増えて来たが、家計的な負担はやっぱり大きいので、まだまだ限られた家庭の利用にとどまっているようだ。

それなら、いっそのこと、出産後すぐに0歳児全てが保育園に入園することを義務化してはどうだろう。

義務化が行き過ぎならば、0歳からの保育園入園が当然で、むしろ家庭で保育するのは特別な家庭のみ、という形式を一般化させるのはどうだろう。出産後、自動的に産んだ病院で保育園の入園手続きをして、産後数ヶ月以内には保育園に入るシステムを作ってしまえばいい。

祖父母が同居している、あるいは近くに住んでいる家庭は保育園には入れなくてよい、という声が出るかもしれないが、面倒をみる祖父母が辛い思いをしているケースは少なくない。昔なら近所の人にちょっと見てもらったり、町内や団地の子ども同士で遊ばせられるから祖父母がつきっきりにならなくて済んだわけだが、今は朝から晩まで預かった孫と向き合わねばならない。

だとしたら、もう社会全体で0歳から子どもを育ててはいいではないか。保育園で。1日の何時間かはプロフェッショナルの保育士に保育してもらえれば、虐待やネグレクトは大幅に減るのではないだろうか。

子どもを出産して喜んで自宅に戻ったのもつかの間、配偶者が朝から晩まで仕事に行き、家で誰とも話さず赤ん坊の相手をすることの辛さ、ハイハイやよちよち歩きをし始めたら片時も目を離すことができない、子連れの外出は移動も大変で周囲への気遣いでヘトヘト。この苦労が向こう何年も続くことの絶望感たるや。私自身、今でもあの日々がトラウマになっている。「生まれたら保育園に入るのがトーゼン!」という社会になれば、産むのも躊躇せず、働き続けることが可能となり、育児における精神的な負担が大幅に減るだろう。

少子化が進むいま、育てるのが辛い根本要因を考えれば、これぐらいの思い切った施策も必要ではないかと考えたのだけど、どうだろう。

村(ムラ)社会の外側へ

最近、アメリカのドラマで芸能界をテーマにしたドラマにハマっていました。それを観ると、ハリウッドの映画やドラマ業界はコネクションが重要で、かつ分業が徹底しており、いわゆる「村(ムラ)社会」であることがわかります。

ハリウッドやアメリカに関わらず、世界どこでも「○○業界」に長くいればいるほど、自分が村社会の一員になっていることが分かります。で、業界が村社会であるとして、例えばハリウッド映画のように、そこから生まれたものが一般の人たちに価値として多く提供できていれば良いわけですが、一方で業界というか「界隈」とでもいうような、いわゆるコミュニティでお互いの利益を享受しあっているのに、外部にあまり価値がもたらされていない場合はよろしくないな、と思うこの頃です。

自分の身近なところでいえば、○○支援とか○○創発などをテーマに掲げたビジネス界隈は、ともすればクローズドな範囲で同じ人たちで盛り上がっていて、実は一般にはほとんど知られず、なかなか本当に届けたい人に価値を提供できないうちに税金や経費ばかり使われている、というようなこともありうるように思います。他にも似たケースってあるのかな?

私自身、若い人の起業を支援する取り組みや、女性の自立に向けた意識改革のための活動で貢献したいと思っているんですが、既に意識を持っている人たちを対象とするのではなく、その外側にいる人、「そんなこと考えたこともなかったわ!」ってな人たちに対して伝える努力をしなくちゃな、って感じています。

重要なのは、外部的視点を持つこと、それが無理なら外部の人の意見を聞くこと、価値を届けたい相手がどこにいるのか気にすること。目的を忘れないこと。かな。

特に目的達成のため広報は大事だと思う。SNSでもTwitterでもブログでも、できるだけ広い範囲の人に知ってもらうという目的を忘れずに動くとか。

いずれにせよ行動あるのみ、ですねー。

ちなみにハマっていたドラマは『The Marvelous Mrs. Maisel(マーベラス・ミセス・メイゼル)』です。Amazonプライムビデオで観れます。めっちゃ面白いです。

www.amazon.co.jp

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