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山が私を呼ぶのか私が山を求めるのか。今朝はどうもそんな日だったようです。大文字山。大の字の一画め、最初に筆を下ろすポイントに腰掛けて、ただただ眼下の街並みを見下ろしています。この視界に収まる粒状の家々、やや大きく点在するビルや学校の建物のなかに、私の日常で関わる人々のほとんどが存在し、銘々に生きていると思うと不思議な気分になります。大切な人たちよ、もう起きていますか。今日も暑くなりそうですね。私はしばらくここで山の風に吹かれています。蝉と鳥と虫の鳴き声と登山者のお喋りに耳を傾けながら。