写真を撮る余裕もないくらい充実したゴールデンウィーク狭間の平日火曜日

 人生は私そのものである。この一日は私が選択して積み重ねた行動のミルフィーユみたいなものである。とりわけ個人の自由が約束され法に反する以外のことは大抵許されている現在(の私)においては、ゆえにそのミルフィーユはただひたすら私の選択と行動によってのみ作り出されるといってよい。

 今日の私のミルフィーユは相当の重なりがあり味も濃いものだった。その理由に、ふだんならついつい行動の一こま一こまを撮影してfacebookなりinstagramなりにアップして、人がつけてくれたいいねの数をチェックするはずが、今日は一度としてそのようなことはしなかった。余裕がなかったというと聞こえが悪いが、それだけ充実していたといえる。

-保育園へ見送り

-大学へ出勤。センター長の会議準備の手伝いを少しだけ

-センター員に送るメールを書く

-いったん帰宅して着物にきがえ夕方、茶道の稽古

-木綿の久留米絣に正絹の紬の帯で稽古

-炉の点前を2回やらせてもらう。他に濃茶のお客さん作法など

-夜は大学のPR系の人が集まる勉強会

-8時半に終わって帰宅し、息子と一緒に過ごしてくれたカワムラさんを送るためにドライブ

-息子とおしゃべりしながらドライブして帰宅

-しなもんをお風呂に入れてシーツ交換

......こんなもんです。