さようなら箱ティッシュ。詰替ティッシュ常備のススメ

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ひさびさに用事のない日曜日。ぼんやりとティッシュを眺めていたら、ブログで紹介したくなりました。

箱ティッシュを買うのをやめて、ネットで売ってる詰替ティッシュというのを使い始めてから1年が過ぎました。

結論からいうと、もう箱ティッシュには戻れません。

仲良しのみっちゃんから「詰替ティッシュ、いいよ〜」とおすすめされて、買ってみたところ、箱ティッシュで感じていたわずらわしさが解消されました。

箱ティッシュで感じていたわずらわしさというのは、

- 買い物でかさばる

- なくなるごとに箱をつぶして、取り出し口のビニールをはがして処分するのが面倒

- 古紙がたまる

の3つ。あと、小さいことだけど、使い始めたときに取り出し口の部分を点線にそってベリっとはがした後、その小さな紙を雑紙として古紙をまとめているところに持って行くのも面倒でした。いや、本当にちょっとしたことなんだけど。

私が買っている詰替ティッシュは、ひと抱えぐらいの箱にティッシュが2000枚(1000組)入っているもので、それらが買い物袋のようなビニールに二つに分けて入れられている。

↓こういうの。 

私は LOHACO(ロハコ)でこれと同じタイプのものをお取り寄せしています。ほかの日用品もまとめ買いしているので送料無料だから助かります。

どうやって使っているかというと、箱ティッシュの空き箱(最後に使ったもの)をつぶさずに片側の端だけをベリっとはがしたものをケースにして、そこへ補充していくだけ。

ビニールに入った詰替ティッシュは、リビングの収納かごに入れています。そうすると、すぐに補充できるから便利。詰替ティッシュが入ったダンボールは届いたときにすぐ処分しています。

冒頭の写真のように、布で包んでおくと見栄えもよくなります。もちろん市販のティッシュケースを使えばもっと手軽です。

コスト的に安くなるかというと、たいして変わらないけれど、あのかさばる箱ティッシュをいちいち買う手間や、切れたときの処分の手間を考えると、個人的にはかなりラクになりました。

しかし独身ひとり住まいの彼に言わせると「切れたティッシュを補充するほうが手間だから箱ティッシュ派」らしい。

そうなのか。人それぞれだなあ。

高齢化社会に生きる幸せ

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 日本女性の平均寿命は87歳になったそうだ。およそ70年前の昭和22年には53歳だったそうなので、ずいぶん人生が長くなった。

 両親を見ても、父が81歳、母が72歳で、ピンピンしている。父は毎日、2km離れた畑まで野菜づくりに行き、母は料理教室の先生や地域の活動で忙しくしている。

 私もずいぶんと年齢を重ねたが、平均寿命でいくと人生の折り返し地点を過ぎたところだ。信じられないが、順当にいけばあと半分近く生きる。

 げんなりしなくもないが、一方で、高齢化社会は悪くないのかも、と思う。

 若いうちはいろいろと失敗することが多く、生きるのが辛かった。

 けれど、たくさん経験を重ねるうちになんとなく「うまくやっていく」コツをつかみ、毎日がラクになってきた。

 苦手だった人付き合いも、うまくやれるようになった。いまだストレスを感じることは多いけれど、少なくとも周囲に迷惑をかけるようなことはしなくなった。

 思うに、人は成熟するスピードにかなり個体差があるのではないか。

 私はかなり遅いほうなのだ。そのおかげで30代の終わりまではしんどいことが多かった。

 精神的なゆとりが出てきた今、残りの人生は楽しく生きていける気がする。自分より若い世代に何かしてあげたい、という気持ちも芽生えてきた。

 今のところ健康体なので、しばらくはいろんなことが楽しめそうだ。仕事も趣味も恋愛も。

 若い人で今がしんどいという人には、「40歳ぐらいになったらラクになれるかもよ」と伝えたい。もちろんそれも個人差があるだろうけど。

 しんどい時代かもしれないが、終身雇用が一般的で、結婚も一度きりが常識で、インターネットもなかった頃より、ある意味いい時代になったのではないだろうか。

 「ちんちん!」「うんこ!」ばかり連発して、ゲームで負けてはキレまくっている8才の息子も、私のような未熟な親に育てられているおかげで、大人になるのが遅いかもしれない。

 でも彼なりのペースで、いろんなものにぶつかりながら、失敗を重ねながら、ゆっくり大人になってくれたらいい。何せ人生、長いのだから。

 

 写真は、今日焼いた練乳入りのミルキーパウンドケーキ。こちらのレシピ本から。

 

syunkonカフェごはん 5 (e-MOOK)

syunkonカフェごはん 5 (e-MOOK)

 

  人気No.1ブロガーのレシピ本というのを買ってみたら、子どもウケするメニューが多く、とても作りやすい。しばらくこの本のお世話になりそう。

 

8才の息子とテクノロジーにふれる旅をした

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3月29日から4月1日、三泊四日で福岡を旅してきた。

目的は出発前に書いたエントリーの通り。

reikon.hatenadiary.com

ちなみに、前回のブログでは TECH PARK KIDS という名前で紹介していたが、折しも私たちの滞在中の3/31に、名称が TECH PARK KIDS から TECH PARK へと変更された。隣接していたFab施設の一般向けのサービスを終了し、そのぶん、子ども向けの事業の一層の拡大に注力するそうだ。

www.techpark.jp

旅の初日、私と息子がお邪魔したときは、スプリングスクールの特別なメニューのひとつである「CM制作(協力:ソニーストア)」の終盤で、各グループで作ったCMの発表がおこなわれていた。自分たちが登場したコマーシャル動画を見ながら、笑いころげる子どもたち。カリキュラムが終わると、自分のノートPCをカバンに詰めて帰宅していく。初めて見る光景に、息子も驚きを隠せなかった様子。

二日目の3/30は、朝から会員の子どもたちと同じようにカリキュラムに参加。スプリングスクールでは、毎日ちがうメニューが提供されていて、その日は、「プログラミングでゲームやアートをつくろう」という日だった。午前中は、タイピング練習の時間が設けられ、その間に、先生が子どもたちのPCの設定やスキルをチェックし、午後からのプログラミングに備えていた。

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午後はふたつのレベルに分けられ、息子は初心者・低学年向けのグループに入り、ビスケットというビジュアルプログラミングを使ったゲームづくりに挑戦。すっかり場になじんだ息子は、仲良くなった子たちとふざけあうほどになった(ホッ)。ちょうど良いタイミングで席まで巡回してくれる先生の指導のもと、ビスケットの操作にも慣れ、後ろに座っていた私に見向きもしなくなった。そんなわけで、その場から解放された私が天神のお洒落スポットめぐりから戻った頃には、子どもたちのPC画面には色とりどりのシューティングゲームが出来上がっていた。

翌日の3/31は、TECH PARK の外に出て社会科見学へ。観光バスに乗り込んで、まる一日かけて 北九州イノベーションギャラリー と 北九州市立いのちのたび博物館 、ふたつの施設見学ツアーに参加した。その日の様子は、Facebookページで紹介されている。

www.facebook.com

道中、前日に仲良くなった友だちとバスの後方座席を陣取って、いま夢中になっているスプラトゥーンやマインクラフトや好きなYouTuberの話で盛り上がった息子。子どもって、どこに行っても友だちを作ることができるだなぁとあらためて実感。

息子は一人っ子。ふだんは兄弟がいないことで不満を言ったりはしないが、やはり遊び相手がいないときには寂しそうにしている。なので私のミッションは息子に友だちと遊ぶ機会をできるだけ作ってあげることだと思っている。今回、このイベントに参加すれば、息子に博多っ子の友だちを作ってあげられるかもと期待していたが、その通りになった。

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広大な八幡製鉄所の跡地につくられた北九州イノベーションギャラリー、いのちのたび博物館の見学は、どちらも面白かった。イノベーションギャラリーでは、鉄と自動車がどのように生産されるか、製鉄の町として栄えた北九州市の発展の歴史とともに紹介するシアター見学が印象的だった(映像はちと古いが)。鉄鉱石の運搬シーンや溶鉱炉で赤く溶け出した鉄の様子を感慨深げに見て「マイクラやな〜」とつぶやいていた息子。レジンを使ったキーホルダー作りも、完成したときは達成感いっぱいの顔をしていた。いのちのたび博物館は、展示のひとつひとつがダイナミックで、午後だけでは回りきれないほど充実の内容でだった。またゆっくり行きたい。

あっというまの2日間のスプリングスクール参加だった。

もともとは民間のアフタースクールである TECH PARK。これが京都にもあったなら、息子に通わせたい、そう心から思った。

子どもの「遊びたい気持ち」に寄り添い、あくまで「生活の場」であることにこだわってつくられた設備や考え抜かれたプログラム。そしてスタッフの方たちの前向きで愛情のこもった対応。たった二日間だったけれど、良質な施設であることをひしひしと感じた。

今回、私たちを受け入れてくれた佐々木久美子さんと彼女が率いるグルーヴノーツのスタッフの皆さんは、それぞれに自分の「得意」を仕事で生かしながらイキイキと働いておられた。

テクノロジー企業といってもたくさんの業種、たくさんの分野があるが、「テクノロジーの魅力を子どもたちに伝える」ことを、事業のひとつにする企業はなかなかない。

まだ小規模だし、福岡のみの単独の施設だが、いつかグルーヴノーツの手がけるアフタースクールが全国各地に出来て、たくさんのTECH PARK 出身の子たちが社会で活躍する日がきたらいいな、なんて思った今回の滞在だった。

最後に、急なお願いにもかかわらず、私たちの参加を受け入れてくださった TECH PARK スタッフの皆さんに心よりお礼申し上げます。

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(写真左でバンザイしてるのがグルーヴノーツ会長の佐々木久美子さん、右でブラインドを開けてるのが社長の最首英裕さん、お世話になりました!)